東京・奥多摩でクマに襲われたロシア人男性が重傷…インバウンドと観光業には大打撃必至

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「クマに襲われた」

 17日正午すぎ、東京都奥多摩町境の林道から119番通報があった。1人で六ツ石山を登っていた30代のロシア人男性が下山中、クマに遭遇し、左腕を爪で引っかかれ、左頬を噛まれ、重傷を負った。男性は駆け付けた消防隊員に救急車でヘリポートまで運ばれ、東京消防庁のヘリコプターで病院に搬送された。

 町職員と地元猟友会が現場周辺を捜索したが、クマはすでに山中に戻り、見つからなかった。町は林道沿いに捕獲用のオリを設置し、登山客に下山を呼び掛けた。

「昨年8月、奥多摩町のキャンプ場の近くで渓流釣りをしていた男性がクマに襲われ、負傷しました。その時以来の人的被害です。ロシア人男性は、観光目的で奥多摩を訪れていたそうです。町内では4月以降、38件の目撃や痕跡情報が寄せられています。昨年より多いですね」(奥多摩町観光産業課担当者)

■登山道や遊歩道は閉鎖

 現場はJR青梅線「奥多摩駅」西側に入り口がある小中沢林道の終点から山頂方面に約500メートル入ったところ。町は18日から当面の間、奥多摩駅から六ツ石山間の登山道を通行止めにした。

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