タマリンドで貯水から微小プラを除去!インドの16歳3人組が凝集剤を開発しアジア地域優勝者に

公開日: 更新日:

 インドの料理や飲料によく使われるタマリンド。濃厚な甘みとキレのある酸味が特徴の果物だが、インドの16歳の3人組が、このタマリンドを使って微小プラスチック凝集剤を開発し、「アースプライズ2026」のアジア地域優勝者に選ばれ、注目を集めている。

 アビアナ・メータさん、ビバーン・チャウチャリアさん、アリアナ・アガルワルさん(写真の左から=同賞の公式サイトから)の3人が開発した「プラス・スティック」は、廃棄されるタマリンドの種を粉末にしたものが原料で、飲料水の貯水タンクに入れて撹拌すると微小プラスチックが固まり、磁石で除去することができる。

 目に見えない微小プラスチックは地球上のほぼすべての場所、人体のあらゆる臓器・組織から高濃度で検出される、内分泌撹乱物質として作用する危険な物質だ。

 世界保健機関などのデータでは、22億人以上の人が水道システムを利用できず、井戸水、河川水、雨水などを集めた貯蔵水に依存し、微小プラスチックの脅威にさらされている。

 3人の発明は、複雑なろ過システムに代わるシンプルで低コストの手段として高く評価された。15日にはアジア地域優勝者として表彰され、1万2500ドルの開発資金が与えられた。

 世界優勝者の最終決定・表彰式は29日の予定。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希の選手会脱退に「情けないし、寂しい」 球界に広がった“第2の朗希”への危機感

  2. 2

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  3. 3

    ドジャース大谷6年連続オールスタースタメンに暗雲…建国250周年の地元票が生む“フィリーズ包囲網”

  4. 4

    中傷動画疑惑に「ナメプ」連発の高市首相に大打撃! 共同通信の作成者証言報道を皮切りにメディア総攻撃開始

  5. 5

    「ペチュニア」と「キンギョソウ」が見頃を迎えた花と緑のテーマパーク「東京ドイツ村」入場券を5組10人にプレゼント

  1. 6

    セクシー女優・藤咲まいが「台湾売春」で逮捕 高額ギャラの裏側にある“ホスト沼”の存在

  2. 7

    「ベンチ裏で泣いた」佐々木朗希に囁かれたメジャー適応力への不安…野茂英雄との決定的な違い

  3. 8

    東京都内の選挙で自民また手痛い負け…「リベラル一掃を」と鼻息荒かった杉並区長選も暗い先行き

  4. 9

    佐々木朗希がゴネた末の契約合意 この時すでに米挑戦は“既定路線”になっていた

  5. 10

    高市首相の閉鎖ブログに残された「不都合な真実」…国会で大見得《過去に週刊誌を訴えた》は虚偽なのか?