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小田桐誠立教大学・武蔵大学非常勤講師

1953年青森県生まれ。出版社勤務を経て79年から著述業に専念。著書に「ドキュメント生協」「消えたお妃候補たち」「PTA改造講座」「テレビのからくり」「NHKはなぜ金持ちなのか?」など。07年9月から15年3月までBPO「放送と青少年に関する委員会」委員を務める。

TBS杉山真也アナはコーナー後半を早口で“はしょる”難あり

公開日: 更新日:

診断結果は…【可】

 TBS系「あさチャン!」で7時台後半の「全力!リサーチボード」を担当している杉山真也。先月31日は東京五輪パラリンピックの1000万枚のチケットをいかに入手するかを取り上げた。論点は「チケットの入手方法」「入手困難な競技、観戦しやすい競技」「無料の競技」の3つ。

「今年4月の申し込みから全てインターネットで行われます。まずID登録が必要です」と杉山。パソコンで個人情報を入力することに慣れていないお年寄りらに向けて「コールセンターを設置して案内していく」という関係者の話。グループに60歳以上のシニアや12歳以下の子供がいる場合でも、パソコン操作ができる人がグループにいれば大丈夫――などの説明はわかりやすかった。

 陸上トラック&フィールドの決勝は13万円、競泳、男子バスケットボールの決勝10万8000円などのチケット入手は大変だが、サーフィン空手など東京五輪から始まる新競技は比較的入手しやすいと大いに盛り上がった。このあたりから口調は早くなる。コーナーの終了時間が迫ってきたのだ。「公道を使う競歩マラソンもスタート、ゴール以外は無料で観戦できます」とやや中途半端な終わり方に。他に無料観戦できる競技や手だてはないのか、こちらにもっと時間を割くべきだろう。

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