ピン芸人ゆるえもん 特技のPC生かし事務所HP管理のバイト

公開日: 更新日:

 デザインも独学でやっていたので、パソコンで事務所ライブのチラシ作成も任されるようになり、動画や音作りもパソコンでデザイン・編集ができるから、知り合いになった芸人に「単独ライブのオープニング映像を作って」と頼まれるようにもなって。そのうち、パソコンに名簿を作成してくれと事務所に呼ばれたりして。事務所の机で黙々と名簿ファイルを作成してると「俺、芸人なのに何やってんだ?」と。時間を取られてもバイトの時間は減らさず、芸人のネタ作りを減らしてました(笑い)。

■動画を使ってる芸人はいないとひらめいた

 そんなある日、「動画を使ってる芸人はいないからチャンスだ!」と考え、パソコンの作業をネタ作りにつなげ、自分のネタに生かし始めた。

 最近は動画ネタで「エンタの神様」(日本テレビ系)などに出られるようになりました。それまで18年間くらいかかってる。よくやめなかったなぁと思います。

 2年前に結婚しました。奥さんもピン芸人(せつこ)なので芸人の仕事に理解があり、10年間の同棲中も「芸人やめてよ」とも言われなかった。奥さんもパソコンが趣味でプログラミングができます。付き合い始めた十数年前にはすでにスカイプを利用して話していました。今でも別々の部屋にいると、用があっても会いにいかずラインで“トーク”します。そういう夫婦。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった