急性白血病公表の岡村孝子が乗り越えてきた“2度の挫折”

公開日: 更新日:

■シングルマザーで歌手活動

 97年、当時読売ジャイアンツの石井浩郎氏と結婚し、長女に恵まれたあとは、しばらくは育児と家事に専念するためか歌手活動は休止に。しかしながら、主婦業は本意ではなかったようで、約3年半のブランクを経てのアルバムには「Reborn」とのタイトルをつけた。

「もう一度生まれ変わって、音楽に携わりたい。何があっても、もう離さないという意気込みだったそうです」(前出のデスク)

 結婚生活は約6年で破綻。その後はシングルマザーとなり、歌の仕事をしながら、愛娘の育児との両立に努めた。

 2018年には、成人式でのツーショット写真をインスタグラムにアップ、目じりをさげた岡村は「この日をひとつの目標として頑張ってきたような…。うるうる」とのコメントを添え、「今日から、次の目標に向かって頑張ろう!」との決意を表明していた。

 音楽活動では、その後もコンサートツアーをこつこつと続け、今年の6、7月にもコンサート4公演を行う予定であった。残念ながら、それは中止となってしまったが、岡村は「私自身とても残念ですが、少し休養をさせて頂いて、今は治療に専念したいと思います」との心境をつづっている。そのモチベーションのひとつが、歌手復帰であることは想像に難くない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理