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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

“仰天婚”山里と“闇営業解雇”入江 吉本芸人の明暗クッキリ

公開日: 更新日:

 続いて「暗」――。

 お笑いコンビ・カラテカ入江慎也(42)が介在したグループの忘年会に雨上がり決死隊宮迫博之やロンブーの田村亮ら吉本芸人が出席していたことを「フライデー」が報じた。後に振り込め詐欺をはたらいた団体として摘発され、「犯罪集団に闇営業」の鮮烈なタイトルが付いたのは気の毒な気もするが、入江も宮迫も「知らなかった」というのもわかる。

 事務所に通さずギャラをもらう「闇営業」だったことも指摘されている。宮迫は「受け取っていない。入江に頼まれて出席しただけ」と否定したが、後輩の入江に頼まれたとはいえ知らない団体の宴会に出席して芸まで披露するだろうか? そんな素朴な疑問も湧く。

 吉本のご意見番、松本人志も「ワイドナショー」の番組内で「一切お金が出ずに、あれだけのサービス(芸の披露)することは正直ないと思う。どういうふうに分配されたか、それはわからない」とコメントした。旧知の芸能関係者も、「親しい友人の会社ならギャラなしで出席もわかるが、知らない会社の宴会で芸まで披露するのは、常識的には営業の一環。なんらかの形でギャラはあったのでは」という。それを「闇営業」というと聞こえは悪いが、業界では「内職」をひっくり返し「ショクナイ」と呼び、昔からよく耳にした。

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