奄美出身の中孝介さん 黒糖の香りで蘇る祖父の家と夏の記憶

公開日: 更新日:

 仲間とワイワイ飲む方が好きですけど、騒いだり乱れたりはしません。酒席では寝ちゃう方です。歌手になってから飲み過ぎて、翌日起きれなかったことは多々ありました。

 デビューしてから仕事を“飛ばした”ことはないけど、危機一髪だった時は何度か。体調がよくて、翌日何もなければ、大瓶を一人で空けますかね。最後は寝ちゃって何も覚えてないけど(笑い)。

■祖父の隣家が黒糖の製造工場だった

 飲んで騒ぐより焼酎の味が好きなんです。とくに黒糖焼酎。もともと、祖父がサトウキビ畑を持っていたので、子供の頃、刈る時期は手伝いに行ってましたから、サトウキビが大好き。もうなくなりましたけど、僕の祖父母の家の隣がサトウキビから黒糖を造る製造工場でした。サトウキビを裂いて大鍋で煮詰めて、チョコレートみたいな黒糖ができていくのですが、夏休みに泊まりに行くと毎日、工場の煙のいい香りを嗅いでました。

 だからか、黒糖焼酎の味もよくわかります。30度の黒糖焼酎からはそんな黒糖工場の煙の香りが感じられるというか。25度ではなくて30度になるとフワッと感じられるあの香りがたまらない。だれもがこの香りを感じられるわけじゃないと思う。できれば一度は黒糖の製造工場に見学に行って嗅いでほしいと思います(笑い)。行って黒糖焼酎を飲んでくれたらわかると思います。

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