“闇営業ショック”余波…「宮迫の息子」特定するネット狂騒

公開日: 更新日:

 年末の流行語大賞ノミネートは確実なんて声も聞こえるのが、次から次へと発覚するお笑い芸人の「闇営業」だ。「FRIDAY」最新号は、16年に開かれた指定暴力団「稲川会」幹部の誕生日パーティーでゲストとして招かれた「スリムクラブ」の写真を掲載。首から“千円札のレイ”をかけて笑顔でピースする姿まであった。

 この報道を受ける形で所属事務所の吉本興業は、同コンビの無期限謹慎処分を発表。それでも、宮迫博之(49)をはじめとする11人の謹慎という“遅すぎた処分”(「2700」の2人は27日、無期限へ変更)によるツケは重く、思わぬ方向に飛び火している。

 現在発売中の「女性セブン」は宮迫の長男(18)に関する記事を掲載。雑誌の発売に先がけ、〈宮迫博之の息子が芸人になっていた「将来有望」の評価〉と題したデジタル版の記事では、長男が中2で友人とお笑いコンビを結成したことや、高校生の全国漫才大会に出場したり、高3で150人収容のホールを満席にしたりした実績の持ち主だと報じた。大学に進学後はお笑いサークルに所属しているということも記されている。その記事に対し、ネットに巣食う“特定班”の動きが活発化。報じられている断片的な情報を基に独自のスキルで収集した成果をアップし、フィーバー状態となっているのだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い