闇営業問題でTV各局大慌て…“我が道”路線テレ東の対応は?

公開日: 更新日:

 吉本興業所属のお笑い芸人をめぐる「闇営業」問題で、在京・在阪テレビ局が対応に追われている。テレビ朝日は、謹慎処分が公表された宮迫博之田村亮がMCを務める番組について「対応を慎重に検討中」とし、日本テレビは宮迫やレイザーラモンHGが出演している場面を部分編集して放送。フジテレビ、TBSは当該芸人の出演部分をカットするほか、NHKはBS放送を別番組に差し替えとなった。

「日本民間放送連盟」は反社会的勢力に断固拒否の姿勢で、加盟各社もウヤムヤにしてオシマイにするわけにはいかなかったのだろうが、ここで「ん?」と思ったのが「テレビ東京」の名前がないことだ。

 他局が横並びで大騒ぎしていても、アニメや時代劇、通販番組など、独自番組を流すテレ東。視聴率欲しさに安易に吉本芸人に飛びつくフジや日テレと一線を画し、企画力で勝負する姿勢が高評価されている。この「我が道」路線のおかげで「闇営業」騒動に巻き込まれずに済んだのであれば「アッパレ」としか言いようがない。早速、テレ東に確認すると、「27日の『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』にレイザーラモンHGさんが出演予定でしたが、再放送に変更いたします」(広報部)とのこと。

 ……。う~ん、チト残念だったが、テレ東のことだ。今後、「YOUは何しに闇営業へ?」なんて番組を作るかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  3. 3

    水谷豊に“忖度”?NHK『BE:FIRST』特集放送に批判…民放も事務所も三山凌輝を“処分”できない事情

  4. 4

    永野芽郁「鋼のメンタル」も文春砲第2弾でついに崩壊か?田中圭との“口裏合わせ”疑惑も浮上…CMスポンサーどう動く

  5. 5

    永野芽郁「かくかくしかじか」"強行突破"で慌しい動き…フジCM中止も《東村アキコ役は適役》との声が

  1. 6

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  2. 7

    頭が痛いのは水谷豊だけじゃない…三山凌輝スキャンダルで間宮祥太朗「イグナイト」“爆死”へ加速危機

  3. 8

    永野芽郁の「清純派枠」を狙うのは"二股不倫報道”の田中圭と同じ事務所の有望株という皮肉

  4. 9

    Kōki,主演「女神降臨」大爆死で木村拓哉がついに"登場"も リベンジ作品候補は「教場」か「マスカレード」シリーズか

  5. 10

    趣里の結婚で揺れる水谷ファミリーと「希代のワル」と対峙した梅宮ファミリー…当時と現在の決定的な違い

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  3. 3

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  5. 5

    加賀まりこ「鈴さん」人気沸騰中!小泉今日子と《そっくり》の母親役でフジ月9“夢の共演”を待望する声

  1. 6

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 7

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  3. 8

    永野芽郁「文春砲第2弾」で窮地…生き残る道は“悪女への路線変更”か?

  4. 9

    Kōki,主演「女神降臨」大爆死で木村拓哉がついに"登場"も リベンジ作品候補は「教場」か「マスカレード」シリーズか

  5. 10

    渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった