芸人・漫画家 田中光が又吉直樹から受けたアドバイスとは
実はマンガは事務所で描いています。家だと描かないで寝ちゃうから(笑い)。前は社長のデスクで描いてましたが、最近、事務所を引っ越してから、作業するスペースを設けてもらいました。こんなありがたい事務所はないと思います。先輩のサンドさんには「もう、芸人辞めろよ」と言われます(笑い)。
サンドさんはマンガが発売になる時に、ご自身のブログで紹介してくれる、やさしい先輩です。
僕は芸人としてとかマンガ家としてという区別はなくなりました。「お笑いをやっている」と思っています。出力方法が今はマンガなんです。今後はマンガじゃない方法でお笑いをやることもあるかもしれませんが、「サラリーマン山崎シゲル」は続けていければなと思います。
(聞き手=松野大介)
▽たなか・ひかる 1982年2月、京都府生まれ。2002年から芸人活動。12年にツイッターにひとコママンガを投稿するアカウントを開設。14年に刊行した「サラリーマン山崎シゲル」シリーズがヒットし、漫画家としての活動を広げている。絵本「ぱんつさん」(ポプラ社)発売中。