TBS朝の顔に 立川志らくに求められる談志譲り“毒舌”の塩梅

公開日: 更新日:

「もともと“仕切り屋”ではないので、本人にとっては一コメンテーターのほうがのびのびとできたかも知れません。番組の顔となって、妙におとなしくなってしまうと期待を裏切ることになってしまうでしょう。しかし、その辺りのことは本人も百も承知のはず。“キャスター”と“辛口コメンテーター”としてのバランスの取り方、塩梅がキモになってくると思います。最初は慣れないこともあって、視聴率的に苦戦することがあるかも知れませんが、あたふたせずに、TBSはジックリ腰を据えて見て欲しいですね」

■計算ずくの暴言

 ウリの“毒舌”に関しては……。

「『ひるおび』でも、一般の評論家とは違う噺家ならではの視点で、辛口だけどユーモアがあり、視聴者にウケるコメントをしていました。これは緻密な計算があってこそできるものです。ハプニング的に暴言を吐いてるように見せながら、実はちゃんと計算しているのは談志師匠と同じです。アナウンサーやジャーナリストがやるのとは違う“落語家がやるキャスター”というものを見せてくれると思います」(吉川氏)

 朝の激戦区に師匠譲りの毒舌で挑むことになる志らく。放送コードすれすれの“粋”をどこまで打ち出せるか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償