東出昌大は「不倫常習者の典型」と識者…杏は苦しい決断に

公開日: 更新日:

「急に財を成したIT社長タイプ」

 心理学者の富田隆氏はこう話す。

「新しい相手という“新奇性”に惹かれるのは生物学的に回避できないことですが、人間は愛情や倫理観、現代の日本文化に準じて欲をコントロールしています。東出さんの場合はモテるがゆえに独身時代から一度きりの関係も含めて出会いの機会も多く、同時進行が常態化して浮気を繰り返していたのでは。一般的に男性は産後、母親として頑張っている妻に新たな魅力を見いだしたり、妻に何度も“ホレ直す”工夫をして夫婦関係を継続します。年子が多いのはこのためで、東出さんも杏さんの母性に新鮮さを感じたがゆえに双子のお子さんに続き、年子で第3子が誕生したと考えられます。ただ、その後は自ら“新奇性”を見いだす工夫をせず、安易に不倫に走ったのでは」

糟糠の妻はなぜ捨てられるのか」(プレジデント社)の著者で、婚活アドバイザーの大西明美氏は東出を「急に財を成したIT社長タイプ」としてこう続ける。

「男性はお金を持つと欠点が増幅されます。東出さんは俳優として頭角を現し、ひとりの女性では物足りないエネルギー過剰な状況に陥ったのでは。杏さんは俳優として格下だった東出さんを育てた結果“浮気の虫”も開花させてしまったわけです。将来性のある男性を見つける目利きと、育て上手ゆえの悲劇といえます」

 東出の俳優としての“自立”が不倫の引き金になったのは皮肉というしかない。

 妻、夫、浮気相手の3者が事実と認めたことも驚きだったが、家族問題評論家の池内ひろ美氏は3者の見解は全く異なるとしてこう分析する。

「杏さんは別居の事実を認めただけですが、東出さん側は、夫婦関係が破綻しているから浮気ではない、もしくは浮気する理由があるとにおわせています。対して、恋人の唐田さんの言動には妻の杏さんよりも自分のことを好きだと認めてくれたことがうれしい、という気持ちが込められています。東出さんは職場で相手を探す不倫常習者の典型的なパターンで、罪の意識がないのは、過去“浮気をしても厳しくとがめられない”という成功体験があったからでしょう。浮気は繰り返しがちですが、1度で終わるのは、最初の浮気が発覚したとき。たとえば親を巻き込んで夫に手痛いペナルティーを科し“もうこんな目には遭いたくない”と思わせた場合です。しかしながら杏さんは両親が離婚しており、ひとりで対峙したことが事態をより深刻にしたといえます。杏さんが誠実で優しいがゆえ、夫が不誠実になったのは気の毒な限りで、今後、俳優・東出昌大を守るために離婚を踏みとどまるか、本当の意味で子供を守るために離婚するか、いずれにしても杏さんにとってつらい選択になります」

 子供3人を抱える杏が気の毒というしかない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    梅宮アンナ「10日婚」短期間で"また"深い関係に…「だから騙される」父・辰夫さんが語っていた恋愛癖

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  2. 7

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  3. 8

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 9

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  5. 10

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも