大人が楽しむ子ども番組「博士ちゃん」が視聴率を稼ぐコツ

公開日: 更新日:

 番組のホームページには「大人顔負けの」とある。興味を持ったらとことん調べ、研究・体験も重ねて、その博識、マニアックぶりがスゴすぎる子どもたちが登場する「博士ちゃん」(テレビ朝日系土曜夜6時56分)が話題だ。

 1200種類の野菜を食べて野菜ソムリエの資格も持つ「野菜博士ちゃん」、100カ所の城を見て歩いた「お城博士ちゃん」、文部科学大臣賞を受賞した「珍仏像博士ちゃん」。ほかにも、「世界遺産」「レアうま魚」「北海道の道の駅」「世界の楽器」「廃線」などに、子どもたちはやたら詳しいのだ。白衣姿で現れて、MCのサンドウィッチマン芦田愛菜にレクチャーする。

 先週1日放送の「昭和4コマ漫画博士ちゃん」は、サザエさんやコボちゃんを1万話以上読破し、そのすべてが頭の中に入っていて、「最近の4コマ漫画のオチは弱い」などといっぱしのことを言う。

「去年10月にレギュラー化して、土曜の夕食時間帯に親子で見てもらおうという狙いなのですが、雑学番組としても面白いので、親も楽しみに見ているようです。視聴率も10%前後と高いんですよ」(テレビ誌デスク)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」