前門のコロナ後門の政権 芸能界も星野源動画便乗に「NO」

公開日: 更新日:

 ついに、芸能界もブチギレだ。普段、政治的発言を控えているタレント、俳優、映画監督らが、安倍とそのデタラメ政権への「NO」を続々と発信している。

 潮目が変わったのは、首相の安倍晋三(65)の動画。歌手の星野源(39)が公開した楽曲「うちで踊ろう」の動画を流しつつ、東京の渋谷区富ケ谷にある自宅ソファでくつろぎ、愛犬を膝にのせ、本を広げて紅茶カップに口をつける優雅な姿が「何様のつもり」「王侯貴族か」などと大炎上落語家でタレントの笑福亭鶴瓶(68)はラジオで「安倍さん、踊ってはったらいい。犬抱かんと。踊りはったら、まだええねんやろうけど。このままやったら大阪から粉もん屋なくなるよ。一生懸命、儲けようじゃなく、いい居酒屋もなくなるよ」とやんわり批判したが、お笑いタレントの加藤浩次(50)は司会を務める日本テレビ系「スッキリ」でこう言った。

「なんかちょっとバカにされてる気もする。首相周り、官邸周りがちょっとずれてるなって思う」

 同番組ではお笑いタレントの近藤春菜(37)も「安倍首相は立場的には一国のトップであるわけで、トップの立場とか役目を考えた時に、国民を喜ばせたり、安心させたりするにはこの発信ではないなって」と憤慨。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし