「いい年こいて」に異議あり!年齢とともに役割を変える

公開日: 更新日:

「若いタレントや芸人のテンポについていけない。そろそろ潮時だな」と考えたみのもんたは、13年間MCを務めた人気バラエティー「秘密のケンミンSHОW」(日本テレビ系)の降板を決意した。番組を制作している読売テレビのスタッフも同じ思いだったらしく、申し出にすんなり合意してくれたという。

「これ以上無理すると、疲れるし、空回りする。そもそもこれまで僕のところに来るのは、しゃべりのテンポや緩急の自在さを求められる仕事だった。それができなくなったのだから、自分でケジメをつけたんです」

 3月26日に放映された「秘密のケンミンSHОW みのさん大慰労会SP!!」を最後に、番組から姿を消した。「かつてギネスワールドレコーズに『1週間で最も多くテレビの生番組に出演する司会者』に認定されたみのもんたがレギュラー番組ゼロに。引退か!?」との報道が相次いだ。

「いや、引退するなんてひとことも言ってないですよ。2年ほど前かな、田村正和さんが『自分はもう十分やった』と雑誌で引退宣言しましたよね。老いを感じた二枚目俳優の“引き際の美学”だと話題になりました。かっこいいですよね。僕はあそこまで立派じゃないです。覇気がなくなってきたから、番組の主導権を握るMCの仕事に区切りをつけたまでで」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  4. 4

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    トップ清水賢治社長に代わったフジテレビの“アニメ推し”が目に余る

  2. 7

    参院選和歌山「二階vs世耕」は血みどろの全面戦争に…“ステルス支援”が一転、本人登場で対立激化

  3. 8

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  4. 9

    長嶋茂雄さんの引退試合の日にもらった“約束”のグラブを含めてすべての思い出が宝物です

  5. 10

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった