題材はコロナ感染体験 宮藤官九郎「医療ドラマ」が急浮上

公開日: 更新日:

 これを古株の芸能プロダクション社長に聞いてみると、「感性の鋭いクドカンさんのことだから、転んでもただでは起きないはず。実際に体験したエピソードを微妙にアレンジしてドラマにする可能性は十分に考えられます」と肯定した。

 状況証拠もある。

「クドカンは今でも酒を飲むと、昨年オンエアされてNHK大河ドラマ史上最低視聴率を記録した『いだてん~東京オリムピック噺~』の愚痴をこぼします。業界関係者の評価は抜群に良かったのですが、視聴者に全く相手されなかったというところでしょうか。よほど悔しかったのか、ことあるごとに『リベンジしたい!』と漏らしています。もしクドカンが本(脚本)を書いてドラマ化するとしたら、オンエアはNHKになるでしょうね」(芸能関係者)

 クドカンは「いだてん」のスタッフたちとの会話の中でこんな“約束”も明かしている。

「退院するとき、クドカンは主治医に『宮藤さんは社会的発言力のある方。そういう方に発信してもらいたいことがあります。とにかく家にいてください。そしてコロナになったとしても落ち込まないでください』と伝えてください」と言われたそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」