沖縄民謡を歌う古謝美佐子さん 2度の転機とヤマトンチュと

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「黒い雨」初代桜川唯丸

「私、標準語の歌詞の曲は、何度歌っても〈心の中に入ってこない〉のです。方言で歌う(沖縄の)島唄は、すぐに覚えられるのですが……。使い慣れていない言葉では心を込めて歌えません」

 1954年、沖縄県嘉手納町に生まれた。基地の街で沖縄民謡を子守歌にしながら育ち、幼稚園に入る前には舞台に立っていた。9歳でレコードデビュー。沖縄を代表する民謡歌手として名前は広く知られている。

「2歳になる前に叔母に手を引かれ、テント小屋で上演される沖縄芝居を見ていたそうです。歌もセリフも覚え、人前で歌うのが大好きな子供だったそうです。幼稚園に入る前に舞台を経験しましたから……歌手歴は60年くらいになります」

 沖縄民謡の歌手は、長く伸ばした髪を結って琉装ヘアにして歌う。その長い髪を一度だけ切ったことがある。高校卒業後に結婚。夫から「専業主婦になってくれ」と言われ、覚悟を決めて髪を切って歌から離れた。しかし、1年後には三線の音を聞いただけで胸がざわつき、居ても立ってもいられなくなって、再び歌うことになった。

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