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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

全員大好きな「友達」から千鳥・大悟が授かった極上の一言

公開日: 更新日:

「僕は友達でしたけどね」(千鳥大悟フジテレビ「志村友達」4月28日放送)

 志村けん亡き後、フジテレビ火曜深夜のいわゆる「志村枠」に、まさかの新番組「志村友達」が始まった。MCのひとりを務めるのが千鳥の大悟(40)だ。大悟と志村の親交の深さは、たびたび大悟が「また、志村さんと飲んだ」などと話していたことから多くの人が知ることとなった。そのため、志村の訃報直後もSNSなどでは大悟を心配する声が上がっていた。

 もうひとりのMC、アンタッチャブル柴田英嗣がゲストのダチョウ倶楽部の上島竜兵、肥後克広も含めて、大先輩である志村に対して「友達」なんて呼んでいいのかと言った際、当たり前のようにポッと大悟が漏らした言葉を今週は取り上げたい。

 志村と大悟の仲が急速に近づいたのは、恐らく2017年ごろだ。自身の番組で「最近、志村けんさんにめちゃくちゃ誘われる」(テレビ東京「NEO決戦バラエティ キングちゃん」17年4月24日)と明かしている。

 その後は遅刻した際に「昨日、志村さんと」と言ったら、全員が黙ったなどとネタにしたりしていた。ノブも「志村さんとずっと一緒にいすぎて、この間漫才中に『あんだって?』って言い出した」(オリコン「ORICON NEWS」20年1月30日)と、大悟の“志村化”を明かしたりもしていた。

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