4歳のクリスマス 母のためにとった行動が思わぬ結果に…

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 この「凍え死ぬ」という言葉が僕には強烈に響いてしまい、「これはまずい。母がいなくなる。親父だけとの生活が始まる。洋物の濃いドラマしか見られなくなる」と思い行動に出ました。

「ちょっと待ってて」とひとり部屋に戻り、「よし、できるだけ家を暖めておこう!」と、こたつ、電気ストーブのスイッチを入れました。まだ足りないと思った僕は、湯船にお湯を出し、さらにはガスコンロに火をつけたのです。

 もしそばに、でんじろう先生がいたら番宣で使われるくらい強力な空気砲でツッコまれていたでしょう。これが後の出火原因となるのですが、任務を完了した僕は得意げに両親の待つ外に行き、母が「あんた何してきたの?」と聞くので「ヒ、ミ、ツ~」と答えました。今思えば正解は「カ、ネ、ツ~」ですね。

 そして家族でレストランに行きおいしい食事をして、親父がプレゼントで「ほら、大きいミクロマンだよ」と。子供ながらに矛盾を感じながらタクシーで帰宅しました。すると帰宅中にやたら消防車が走っていくのです。運転手さんが、「クリスマスなのに可哀想な家もあるね」と言いました。

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