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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

NHK大河も放送休止 テレビが“コロナ以前”に戻ることはない

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 もし主演者やスタッフのひとりでも感染となれば、その全員が濃厚接触者となってしまう。2週間の自宅待機が必要となり、これが複数回にわたって完全ストップする可能性もある。

 ということは、連ドラの場合、最終回まで収録を終えておきたい。「絶対」が言えるまで収録を延期するほうが安全であり、経費削減にもなる。

 バラエティー番組は、タレントのリモート出演での制作や過去の総集編・傑作選など、いわば「再放送」で乗り切っている。リモート出演は今後も続くと思われるので、以前のヒナ壇芸人などは出る幕がなくなるだろう。

 もっとも、再放送は過去の面白い場面を集めて編集するだけなので、制作費が非常に安い。またリモート出演もギャラや移動費負担が少なくて済む。テレビ局がそのことに気付くまでに時間はかからないだろう。

 百戦錬磨のテレビプロデューサーたちが揃っているのだから、転んでもただでは起きないだろうが、果たして現実の意味の「起き上がる時期」はいつになるのか……。

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