惜しむ声多数も…高岡蒼佑「俳優引退報告」なぜ今なのか?

公開日: 更新日:

 もっとも、ここ数年は復活の兆しも見えていた。18年11月には、一般女性と再婚し、2児の父親になっていることを報告。正月放送のTBSドラマ「義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル」にも出演していた。

「イケメンですが、イケメンすぎず、ちょっとヤンチャなところが母性をくすぐられるというか、放っておけない感じがあるんですよねえ。善人も悪人も演じ分けられる魅力的な俳優さんですし、引退を惜しむファンが大勢いるのは、よく分かります」(芸能ライターのエリザベス松本氏)

 高岡は誰にも相談せず、ひとりで引退を決断したというが、それにしても、なぜ今このタイミングなのか。

「〈何かの話題づくりか?〉なんて口さがない人たちもいますが、正直、この先、役者だけで食っていけるとは思えない。家族もできたわけで、高岡自身が言うように〈気力の限界〉〈プレッシャーでしかない〉というのが本音じゃないですか。数年前からプロデュースしているというストリートファッションブランドもまだ続いているようですし、退路を断って、ビジネスに本腰を入れるつもりなのかも。ドラマデビューしたのが99年の夏で、ちょうど21年という区切りもあったのかもしれませんが……」(芸能プロ関係者)

 もともとラーメン屋の住み込みをしながら定時制高校に通い、モデルをしているところをスカウトされ、芸能界入りしたというキャリアの持ち主。ド根性で頑張ってほしいものだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    梅宮アンナ「10日婚」短期間で"また"深い関係に…「だから騙される」父・辰夫さんが語っていた恋愛癖

  2. 2

    国分太一コンプラ違反で無期限活動休止の「余罪」…パワハラ+性加害まがいのセクハラも

  3. 3

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  4. 4

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  5. 5

    高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格

  1. 6

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  2. 7

    国分太一が無期限活動休止へ…理由は重大コンプラ違反か? TV各局に全番組降板申し入れ、株式会社TOKIO解雇も

  3. 8

    中学受験で慶応普通部に合格した「マドラス」御曹司・岩田剛典がパフォーマーの道に進むまで

  4. 9

    日テレ退職の豊田順子アナが定年&再雇用をスルーした事情…ベテラン局アナ「セカンドキャリア」の明と暗

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一コンプラ違反で無期限活動休止の「余罪」…パワハラ+性加害まがいのセクハラも

  2. 2

    クビ寸前フィリーズ3A青柳晃洋に手を差し伸べそうな国内2球団…今季年俸1000万円と格安

  3. 3

    高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格

  4. 4

    「育成」頭打ちの巨人と若手台頭の日本ハムには彼我の差が…評論家・山崎裕之氏がバッサリ

  5. 5

    進次郎農相ランチ“モグモグ動画”連発、妻・滝川クリステルの無関心ぶりにSNSでは批判の嵐

  1. 6

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  2. 7

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  3. 8

    ドジャース大谷「二刀流復活」どころか「投打共倒れ」の危険…投手復帰から2試合8打席連続無安打の不穏

  4. 9

    銘柄米が「スポット市場」で急落、進次郎農相はドヤ顔…それでも店頭価格が下がらないナゼ? 専門家が解説

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題か...大谷の“献身投手復帰”で立場なし