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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

快進撃を支えるファーストサマーウイカの分析力と精神力

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「髪形とか、眉毛の形ひとつ、番組によって変える」(ファーストサマーウイカテレビ朝日「太田伯山~悩みに答えない毒舌相談室~」9月9日放送)

 いまや、バラエティー番組に引っ張りだこのファーストサマーウイカ(30)。彼女はSNSなどを検索し、「番組の民度を測るのが好き」だという。「ここの番組、出たときに、すっげぇアンチが湧くとか、この番組は褒めてるコメントしか上がってこないっていうと、その番組の視聴者の民度が分かる。これに出たら損するとかも」などと分析し、発言の濃度や方向を変える。変えるのは、発言だけではないことを語った一言が、今週の言葉だ。

片桐はいりさんとか、ローリー寺西さんとか、1回見たら忘れられないようなインパクトのある女優さんだったり、アーティストになりたいなと思ってた」(フジテレビ「おかべろ」2020年6月14日)

 そう語る彼女は大阪市出身で、もともとは関西の小劇団「劇団レトルト内閣」で俳優活動をしていた。その後、上京。アイドルグループ「BiS」のオーディションに合格し、23歳でアイドルデビューを果たす。

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