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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

快進撃を支えるファーストサマーウイカの分析力と精神力

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「好きが嫌いになったら二度と好きにならないと思うんですけど、嫌いは簡単に好きになる。だからあんまり好かれたくないという気持ちと、でも嫌われたくない」(「太田伯山」=前出)

 そんな気持ちで揺れ動いた彼女は、立川談志の「俺はバカに嫌われるんだ」という言葉に救われた(同前)。確かな分析力と嫌われることをいとわない精神力。

「人に取られるような椅子だったら、あっても意味がない」「自分にしか座れない椅子を作ることを考える方が、私は大事」(フジテレビダウンタウンなう」20年5月15日)という彼女の快進撃は、まだまだ止まりそうもない。

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