嵐にフラれ“大トリ選考”大混戦…コロナ禍「紅白」の吉と凶

公開日: 更新日:

 いつもとは景色の違う暮れの風物詩になりそうだ。今年のNHK紅白歌合戦のテーマは「今こそ歌おう みんなでエール」。スポーツ紙などによれば、第71回となる今年の紅白には、現在放送中の連続テレビ小説「エール」の企画コーナーが準備中。昭和の作曲家・古関裕而さんをモデルにした夫婦の物語で、主題歌「星影のエール」を歌うボーカルグループ「GReeeeN」が白組で初出場し、主演の窪田正孝(32)と妻役で紅組司会の二階堂ふみ(26)がステージを盛り上げる方向だとか。古関さんの代表曲で甲子園大会でもお馴染みの「栄冠は君に輝く」を流したり、このドラマが遺作となった故・志村けんさんの出演シーンが映し出される可能性もあるという。

 映画が大ヒット中の「鬼滅の刃」関連では昨年、アニメ版のオープニング曲「紅蓮華」を歌った歌手LiSA(33)が初出場。今年も映画版の主題歌「炎」での出場が確実視されており、「LiSAは2020年を象徴する歌手のひとり。2年連続の出場は間違いありません」(レコード会社関係者)。

 選考は今回も、今年の活躍、世論の支持、番組の企画・演出によって総合的に判断される。すでに何人かの歌手は出場内定が伝えられているが、「今年の活躍でいえば、韓国プロデューサーが手掛け、人気の女の子9人組グループ、NiziU(ニジュー)もいます。彼女たちがはやらせた縄跳びダンスで、番組に勢いをつけるとの見方が有力です」(音楽プロデューサー)。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」