「恋母」人気ジワリは狙い通り 個人視聴率重視とSNS拡散力

公開日: 更新日:

 近年には珍しく“恋愛もの”が並んだ今期の民放GP帯の連続ドラマ。しかし、世帯視聴率ではなかなか2ケタに届かないのが現状だ。

 恋愛ドラマで唯一、初回2ケタだったTBS系金曜ドラマ「恋する母たち」も第2~4話は7%台だったが、以降、じわじわ盛り返している。

「他の恋愛ドラマも7~9%の間で推移していて、確かに世帯視聴率は物足りないように映るかもしれないですが、それは各局とも織り込み済み。これまではシルバー層に支持されやすく、世帯視聴率に直結する1話完結の刑事ものや医療ものが多かったのが、今年の春から“個人視聴率”を重視する流れに。それで恋愛ドラマが復活したといわれています」(テレビ誌ライター)

 実際ネット上のエンタメ記事では、世帯視聴率に関係なく恋愛ドラマに関する見出しが目立つ。特に女性向けサイトでは「恋母」の話題で盛り上がっているようだ。

「恋母」は女性誌に連載された柴門ふみ氏の同名漫画が原作。同じ高校に通う3人の息子の母親を木村佳乃吉田羊仲里依紗が演じている。それぞれの“恋”のお相手役には小泉孝太郎磯村勇斗阿部サダヲ

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗