著者のコラム一覧
SALLiA歌手、音楽家、仏像オタク二スト、ライター

歌って作って踊るスタイルで話題を呼び、「イデア」でUSEN 1位を獲得。2018年より仏像オタクニストの活動を始め、初著「生きるのが苦しいなら」は紀伊國屋総合ランキング3位を獲得。近著に「アラサー女子、悟りのススメ。」(オークラ出版)がある。

第2シーズン決定「今際の国のアリス」にハマる人続出の理由

公開日: 更新日:

 ストーリーは突如迷い込んだ異次元の東京で、命をかけた「げぇむ」を強いられ、時には絶望しながらも生き残るために、真正面から「命」と向き合っていくという内容。

 渋谷の広告で興味を持ち、軽い気持ちで見始めたが第一話にして度肝を抜かれた。映画のようなクオリティに驚いたのはもちろんだが、主人公たちとリンクするように狂気を孕んだ「げぇむ」に巻き込まれる緊張感は映像の空気感を通して伝わり、あっという間に先の読めないデスゲームに没入していった。

「げぇむ」の種類は全部で4種類。数字によって難易度の高低差が決まるシステムとなっている。「♠」は 肉体型、「♦」 知能型。「♣」 オールラウンダー要素を求められ、他の参加者と協力することも必要になってくる。そして「♥」は 人の生きたいと思う心を弄ぶような残忍な心理戦が求められる内容である。

 今までにあったデスゲーム作品の「バトルロワイアル」や「GANTZ」の要素もありつつ、展開の読めない「げぇむ」がこの物語の基軸でもあり、大きな魅力の一つでもある。

 作中ではそれぞれが取捨選択を迫られるが、その過程で特に描かれているのは「誰のために、何のためにそれを選ぶのか?」という各々の姿だったように感じる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃