竹内涼真の汚名返上は?「君と世界が終わる日に」の課題

公開日: 更新日:

「予想以上に迫力がありましたね」(在京キー局関係者)

 地上波ゴールデン帯の連ドラでは日本初の本格ゾンビ作品と鳴り物入りだった竹内涼真(27)主演の「君と世界が終わる日に」(日本テレビ系日曜夜10時半)。17日の初回放送の世帯平均視聴率は8.4%だった(ビデオリサーチ調べ=関東地区)。

「同枠の前々作『親バカ青春白書』、前作の『極主夫道』がいずれも初回2ケタ発進だったことを考えれば、物足りない数字ではあります。“乗り換え愛”で評判を落とした竹内の人気の陰りを指摘する声もありますが、ゾンビが出てくるシーンも、しょぼい印象はなかったし、十分に及第点だと思いますね」(前出の在京キー局関係者)

 ネット上には世界中で大ヒットしているゾンビドラマシリーズ「ウォーキング・デッド」(2010年~)と比較する声もある。

「日米ではドラマの制作費が1ケタは違います。比べるのは酷でしょう」と、テレビ誌ライターがこう続ける。

「竹内演じる主人公・響は弓道部出身で、襲ってくるゾンビを弓で倒していきますが、『ウォーキング・デッド』の主要なキャラで洋弓の名手・ダリルと似ているなんて指摘もあります。とはいえ、日本で銃を撃ちまくる方がリアリティーがない。地上波ゴールデン帯では、あまり残酷な描写はできないという制約がある中で、目の肥えているゾンビファンを納得させるギリギリの設定じゃないですかね」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」