「生ライブ」はもう限界…公演するも休演するも地獄

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 昨年、有名アーティストのライブを手掛ける音響会社が「アルバイト公認」を言い渡し、エンタメ界がザワついた。

「コロナで公演が全滅。給料が支払われなくなり、バイトが公認になったそうです。“会社に籍は置いておくので、仕事が再開したらまた働けます”っていうテイですが、仕事は95%減。社員だから給付金の対象にもならず、事実上の解雇状態です」(音楽関係者)

 ライブ業界も飲食店と同様、公演するも、休演するも悩ましい状態なのだ。そんな中、緊急事態宣言前、日本武道館で行われた「和楽器バンド」のライブを見に行った。

 事前にアプリのCOCOAのインストールを済ませ会場に向かうと、外ではグッズ販売が。こんな中で有人ライブを行うアーティストへの応援の意味も含めグッズを購入。その場での購入のほか、事前購入・当日受け渡しサービスなど密を避ける選択肢も豊富だ。検温、消毒の後、建物に入る。1席ずつあけ、アリーナ席の座席間隔は広く、バックステージを多めに取り、客席数は4割以下といったところまで抑えていた。

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