「生ライブ」はもう限界…公演するも休演するも地獄

公開日: 更新日:

 昨年、有名アーティストのライブを手掛ける音響会社が「アルバイト公認」を言い渡し、エンタメ界がザワついた。

「コロナで公演が全滅。給料が支払われなくなり、バイトが公認になったそうです。“会社に籍は置いておくので、仕事が再開したらまた働けます”っていうテイですが、仕事は95%減。社員だから給付金の対象にもならず、事実上の解雇状態です」(音楽関係者)

 ライブ業界も飲食店と同様、公演するも、休演するも悩ましい状態なのだ。そんな中、緊急事態宣言前、日本武道館で行われた「和楽器バンド」のライブを見に行った。

 事前にアプリのCOCOAのインストールを済ませ会場に向かうと、外ではグッズ販売が。こんな中で有人ライブを行うアーティストへの応援の意味も含めグッズを購入。その場での購入のほか、事前購入・当日受け渡しサービスなど密を避ける選択肢も豊富だ。検温、消毒の後、建物に入る。1席ずつあけ、アリーナ席の座席間隔は広く、バックステージを多めに取り、客席数は4割以下といったところまで抑えていた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  4. 4

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  5. 5

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  1. 6

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  4. 9

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ

  5. 10

    官邸幹部「核保有」発言不問の不気味な“魂胆” 高市政権の姑息な軍国化は年明けに暴走する