役所広司主演映画「すばらしき世界」が描き出す社会の陥穽

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 このほど公開された邦画「すばらしき世界」が話題である。「ゆれる」「ディア・ドクター」「夢売るふたり」などの西川美和監督(46)がベテラン役所広司(65)を主演にメガホンを取ったのは、長い服役を終えて塀の中から出てきた初老の元やくざの再チャレンジ。直木賞作家佐木隆三の91年の伊藤整文学賞受賞作「身分帳」を原案に、舞台設定をこの世知辛く、不寛容な日本の閉塞社会に置き換えている。

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