橋上巨人の“実力主義”はどこへ? 則本昇格にOB「解せない」…代木抹消でくすぶる火種
「なぜ則本なのか……」
球団OBの高橋善正氏がクビをひねる。
22日の広島戦でプロ初先発初勝利を挙げた巨人の代木大和(22)が昨23日に登録抹消。杉内投手チーフコーチは今後の起用法について「今年に関しては中継ぎになるかもしれない」と話していたさなかの二軍落ちで、その代木に代わって一軍昇格したのがベテランの則本昂大(35)だった。
「せっかく若手が台頭しているのに…」
今季、楽天からFAで加入した則本の一軍成績は2勝4敗、防御率4.94。二軍でも5試合で防御率4.05といまひとつだけに、「解せません」と高橋氏が続ける。
「前日の初勝利で自信と勢いをつけたであろう代木は、十分に戦力になる力があるように見えた。今後はリリーフ要員だと思ったら、登録抹消してしまっては28日からの首位阪神との3連戦には使えない。しかも、二軍で先発をしている則本を、下でも結果を出していない状態で中継ぎとして一軍に上げた。球威で抑えるタイプの則本が二軍でも打たれているということは、球の力が落ちているわけで、リリーフの方がさらに危険。橋上監督代行はここまで若手を抜擢しながら、阪神と優勝争いをする位置をキープしてきた。せっかく若手が台頭している中、実力主義を貫かないと、チーム内の不協和音につながりかねない。二軍にいる田中将大(37)にも同じことが言えますが」
則本はリリーフに転向した2024年に楽天で32セーブを挙げてタイトルを獲得。昨季も主に中継ぎだったとはいえ、SNSでは<二軍で打たれている則本上げてどうする?>などの書き込みが見られる。
力の落ちた則本の昇格は吉と出るか凶と出るか──。


















