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船山基紀編曲家

1951年、東京都生まれ。編曲家。デビュー作は中島みゆき「アザミ嬢のララバイ」。昨年死去した作曲家・筒美京平と組んだ作品が一番多く、沢田研二、渡辺真知子、田原俊彦ら数々のヒットを飛ばした。昨年12月に編曲を手がけた作品を収録した「船山基紀 サウンド・ストーリー」(ソニー・ミュージックダイレクト、CD4枚組72曲)をリリース。

田原俊彦<上>思い出の一曲「ハッとして!Good」誕生秘話

公開日: 更新日:

 今回制作したCDボックス「船山基紀 サウンド・ストーリー」のブックレットに掲載する対談のため、田原俊彦さんに何十年かぶりに会いました。1980年にデビューして以来、トシちゃんはメチャクチャ忙しかったので、レコーディングで顔を合わせることはめったになかったんですよ。2枚目のシングル「ハッとして!Good」の時に、初めてジャニーズ事務所のメリー喜多川さんと一緒にスタジオに来ましてね、背筋を伸ばしておとなしく座っていたのを覚えています。まだ10代の礼儀正しい少年でしたよ。

 当時、僕はグレン・ミラー楽団のようなサウンドをどこかで取り入れてみたいと思っていたんです。そんな時に「ハッとして!Good」のアレンジの話がきて、「この曲で、ぜひやってみたい!」と思ったんです。ビッグバンドのジャズのようなサウンドでOKが出るかどうか怖かったのですが、ピアノを弾いてくれた矢嶋マキが、ロックンロールな感じで弾きまくってくれた。おかげでジャズからポップスに変わったんですよ。「これはいけるかも!」って思いましたね。そこにブラスをかぶせたんですけど、ものの見事にハマりましてね。これはもう「してやったり!」でした。

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