何をやっても幸枝若から逃れられん。それやったら認めて…

公開日: 更新日:

「はい。浪曲評論家の芝清之先生の企画で、『2人福太郎』という会に出させてもらいました。東京の福太郎さんは若くして亡くなってしまいましたが」

 西の福太郎があまりに幸枝若と似ているので驚き、近い将来、必ずや2代目を襲名すると確信したものだ。しかし、襲名は初代が没してから13年も経ってからだった。

「勧めてくださったのは、初代と親しかった作曲家の村沢良介先生です」

 村沢は1956年に鈴木三重子の歌でヒットした「愛ちゃんはお嫁に」の作曲家である。

「作詞の原俊雄先生のお墓参りに大阪へ来て、初代の墓にも参ってくれたんです。その時に『襲名してほしい』と言われました。先生は話を進めるために再度大阪に来て、初代の奥さんを私と一緒に訪ねた。奥さんも村沢先生が頭を下げて頼むから、『この子が継ぐなら誰も反対せえへん』と了承してくれました」

 2003年のことで、この年は初代の十三回忌にあたる。=つづく

(聞き手・吉川潮

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る