日テレ「イッテQ!」失速…テレ朝“ウラ”に惨敗続き真っ青

公開日: 更新日:

 日本テレビが世帯視聴率で負け続けても余裕だった理由は、とにかく個人視聴率の精度の高さに自信を持っていたからだと言う。さる広告代理店関係者はこう話す。

「世帯視聴率は家族の誰かひとりでも見ていたら『テレビを視聴した世帯』としてカウントされるのに対し、個人視聴率は家族一人一人が対象で、テレビに設置されたAIカメラの分析によって、『家族の誰がテレビを見ていたのか』が正確に把握できる。当然、詳細なデータになるため、基本、世帯視聴率より個人の方が2~3ポイントは下がりますが、正確さでは大きな差があります」

 個人視聴率の公表は調査を行うビデオリサーチ社が推奨しているが、キー局のなかで個人視聴率を率先して発表しているのは日本テレビだけなのだという。

「日テレは視聴率競争で1位だから強気なんです。TBSやフジ、テレ東はGP帯で3~6%台が並び、個人でも2桁を取る日テレと比較するとかなり見劣りしてしまう。深夜帯になると、数字が低すぎて、下手したら※(計測不可能)のオンパレードになってしまう」(放送作家)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ