TBS“週休0日”安住アナに「おんぶにだっこ」状態で大丈夫か

公開日: 更新日:

 とはいえ、安住アナとTBS、双方にメリットがあるとまでは言い切れないようだ。

「仕事人間であることを否定するつもりはありませんが、もはや育てる側に回ってもおかしくない年齢の安住アナが頑張れば頑張るほど、TBSが依存度を高めれば高めるほど、後輩アナは育ちにくくなる。ある意味、可能性の芽を摘むことにもなりかねません。後進が育たず、ますます安住アナに依存するという悪循環です。安住アナ本人がOKでも、視聴者からすれば〈働かせすぎ〉〈おんぶにだっこ〉にしか映らない。今回の件でも、ネット上の批判の矛先はTBSに向かっていますからね」(エリザベス松本氏)

 2014年に退社した田中みな実アナや、19年に退社した宇垣美里アナのように、せっかく育てても独立してしまうケースはあるが、それだって「安住アナ頼みのTBSの体質に問題があるのではないかと、あらぬ疑いをかけられる恐れがあります」(前出のテレビ制作会社関係者)。

 TBSにとって安住アナは“絶対的エース”。抜けた途端に人気が凋落するアイドルグループと同じで、悩みは尽きないか……。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」