大島優子は名脇役に成長 今や元AKB48で一番の「勝ち組」に

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 AKB48のときも、選抜総選挙で1位になっても、前田敦子(29)という絶対エースがいて、その引き立て役だった。しかし、“卒業”してからは、あっちゃんより優子ががぜん注目されるようになった。主役でしか使えない前田より、何でもできる大島にお声がかかるのは当然である。CM好感度も高く、大島は間違いなく元AKBの一番の勝ち組だ。

「どんな役もこなせるとはいっても、おメメぱっちりの丸顔なので、時代劇はあまり似合わないですよね。大河ドラマの出演がないのは、そのせいかもしれません。意外にも、おばさん役がハマるんですよ。『スカーレット』でも、前半の娘・若妻時代より、後半の面倒見のいい元気なおばさんが魅力的でした。これからは、朝ドラの常連になるのではないでしょうか」(前出の放送作家)

 残念ながら、いまのところ夏ドラマに出演情報はないが、映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」で、安藤サクラ松嶋菜々子石橋蓮司柄本明大森南朋ら“豪華妖怪陣”に交じって、体は凍りついているのに、狸の大妖怪に片思いしてハートは燃えたぎっている雪女を滑稽に演じている。そう、大島はお笑いもいけるのだ。

(コラムニスト・海原かみな)

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