アイドル志望の女子高生を食い物に…悪徳芸能スカウトが跋扈する要因

公開日: 更新日:

 芸能スカウトを装い17歳の女子高生に近づき、1万円を渡す約束で自宅マンションでわいせつ行為――。6月29日に児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で大阪府警南署に逮捕された淵上孝志容疑者(46)。面識のある某プロデューサーが言う。

「人気ビジュアル系バンドに女の子を紹介したりとブローカーのようなことをやっていました。女の子を見る目はごく一部ですが評価する声があり、撮影会や地下アイドルのイベントでも稼いでました。バンドメンバーやタレントに会わせるとかたって女の子を集めるなど悪いうわさも少なくなかった」

 最近は芸能界もコンプライアンスが最重要視されている。タレントもプロダクションもファンにもその認識は浸透しているとみられていたが、それでもまだ一部にはこうしたやからが跋扈しているのが現状だ。

「芸能人に会いたい、芸能人になりたい、という女の子は昔も今も変わらずいます。枕営業じゃありませんけど、実際に芸能界に足を踏み入れようという子はある程度のリスクを承知であることが少なくない。実際そうやって、成り上がったケースはままありますからね」(前出のプロデューサー)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景