エリート銀行員が活躍する企業小説「ブティック」池井戸潤著

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「ブティック」池井戸潤著

 東京中央銀行の雨宮秋都は、上司から取引先のバッテリーメーカー、ヤエスパワーに買収話が出ていることを聞いた。相手は大手メーカーの芝浦電業だが、交渉が難航しているという。芝浦電業が提示した金額は約400億円である。

 ヤエスパワー創業家の前島会長から、研究開発部門の評価が低すぎると相談を受けた雨宮は、金額の根拠を確かめてほしいと依頼された。雇われ社長の益子英太は外資系投資銀行バンカーの経歴をもつ人物だが、その提示額を妥当だと言う。だが、雨宮が閲覧した書類にあった当初の評価額は「約800億円」だった。

 エリート銀行員が活躍する企業小説8編。

(ダイヤモンド社 2200円)

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