“医者嫌い”の80代独居男性を救った「生活の立て直し」
季節の変わり目に体調を崩す人は少なくありません。特に免疫力が低下しやすい高齢者では、その傾向がより顕著です。当院にも、「急に動けなくなったので訪問診療に来てほしい」という相談が、季節の変わり目になると寄せられます。
80代で東京都内にひとり暮らしをしていた男性の患者さんも、その一人でした。医者嫌いで長年病院にかかることなく過ごしていましたが、暑さや寒さが厳しくなる時期には体調を崩すことがたびたびありました。
先日も、体調を崩して2~3日ほど動けなくなり、トイレに行くこともできず、洗面器で用を足していたところを近隣住民が発見。救急搬送され入院となりました。
約2週間で退院したものの、長期間の安静によって活動性が著しく低下。いわゆる「廃用症候群」の状態となり、通院が困難になったため、自宅で療養することになりました。そこで当院に訪問診療の依頼が寄せられたのです。
私たちは、退院後の生活の立て直しと、本人が痛みを訴えていた腰部脊柱管狭窄症の治療を中心にサポートすることになりました。


















