子どもの歯科矯正…始める前に押さえておきたいポイント

公開日: 更新日:

「そろそろじゃない?」「早く始めないと手遅れになるよ」。ママ・パパ友からそう言われ、焦って子どもを矯正歯科へ連れていく親が少なくない。だが専門家は「治療開始が早ければいいというものでは、断じてありません」と警告する。臨床経験5年以上の矯正歯科開業医が所属する「日本臨床矯正歯科医会」の土屋朋未会長(つちや矯正歯科院長)に聞いた。

 日本臨床矯正歯科医会には、小児矯正に関するさまざまな相談が寄せられているという。そのいくつかを紹介しよう。

■12歳女児のケース

 乳歯列期に「永久歯の生えるスペースが足りない。顎を広げるなら今」と指摘され、治療を開始。上下の歯が噛み合わなくなり、硬いものを食べられず、食事に時間がかかるようになった。矯正歯科を専門とする開業医を受診したところ、「顎でなく歯列だけが不自然に広がっている」と指摘された。

■20代女性のケース

 8歳から14歳まで拡大治療を受けた。ある時から前歯が出てきているように感じ、相談すると「大丈夫」とだけ言われた。不安になり、専門の矯正歯科医のセカンドオピニオンを受けると「歯列が拡大しすぎて前歯が突出し、噛み合わせも悪くなっている。上の歯を2本抜歯しないと噛み合わない」との診断を受けた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相、病気を理由に辞任? 囁かれるショートリリーフは麻生指名で「茂木敏充」か

  2. 2

    嵐活動終了で松本潤との「結婚待望論」再燃も…キッパリ否定の井上真央が送る“幸せシングルライフ”と結婚観

  3. 3

    「中傷動画」疑惑で高市首相またブチ切れ答弁連発し逃げ切り画策も…露呈した重大な“落とし穴”

  4. 4

    「笑点」新メンバー春風亭一之輔に“新司会就任”密約説…注目は木久扇、好楽、小遊三の進退

  5. 5

    大谷翔平が負傷して出血…ドジャース指揮官は軽症強調もサイ・ヤング賞に悪影響を及ぼす懸念

  1. 6

    見上愛は桐朋女子中高から日芸演劇学科に進んで演出家を志す 大学同級生・河合優実との本当の関係

  2. 7

    ハリボテの実質賃金「4カ月連続プラス」…巨額の税金つぎ込んだ補助金政策で“ゲタ履き”が実態

  3. 8

    6月7日に「笑点が重大発表」座布団運び山田隆夫は本当に勇退するのか? 「くん」が「さん」に変わった哀愁

  4. 9

    巨人橋上監督代行が坂本勇人に肩入れする事情…出場メンバーとオーダーに“唯一”口を出した

  5. 10

    遠藤航「W杯欠場」の可能性浮上…森保監督が代表引退したはずの吉田麻也を呼び寄せた深謀遠慮