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柴田よしき作家

東京都生まれ。1995年「RIKO-女神の永遠」で第15回横溝正史賞を受賞しデビュー。著書は本格ミステリー、サスペンス、伝奇小説、ファンタジーなど多彩。「炎都」「猫探偵正太郎」など多数のシリーズ作品の他、時代小説「お勝手のあん」シリーズも手がける。

公開日: 更新日:
イラスト・Minoru

 おきんは特に急かしたりはせず、女の子が自分から事情を話してくれるまでほっておくことにして、窯に火を入れた。

 三度の食事の支度は女中の仕事だったが、飯炊きだけはおきんが毎朝やっている。

 火の勢いが強くなり、飯釜の蓋から煮立った湯の泡が出て来る頃まで、女の子は黙って… 

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【連載】江戸おんな職人余録 第六弾 「福猫屋おきん」

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