草津町議だった新井祥子さん 性的被害告発でリコール失職、海外メディアも注目したその後は…

公開日: 更新日:

新井祥子さん(前草津町議会議員/52歳)

 昨年12月、国内外のメディアに大きく取り上げられた群馬県草津町の町議会議員解職請求(リコール)住民投票。結果は賛成多数で、対象となった新井祥子議員(当時)は失職した。あれから7カ月余り。新井さんは、今どうしているのか?

  ◇  ◇  ◇

「私は逃げも隠れもしません。今も草津町に住んでいますし、これからも住み続けていくつもりです。大好きな町をもっと良くしていきたいですからね」

 新井さんと会ったのは、草津町の中心部から少し離れたカフェ。新井さんを支援する中沢康治・草津町議も同席したが、やはり、本音で話すには、誰が聞いているかわからない街中というわけにはいかないようだ。

「住民投票後、精神的な疲労も重なり体調を崩してしまいました。それで勤務先は休職扱いにしていただき、貯金を取り崩しながら生活しています。独身ですから、何とかやりくりできてるって感じです」

 勤務先というのは、議員と兼職していた会社のこと。リコールまでの経緯はこうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発