テレ朝が「科捜研の女」劇場版を猛プッシュ! 怒涛のPR活動突入の舞台ウラ

公開日: 更新日:

 女優の沢口靖子(56)が都内で行われた主演映画「科捜研の女―劇場版―」(兼崎涼介監督、9月3日公開)の完成報告イベントに出席したのは11日のこと。「テレビドラマのスケールを大きくした世界観ができた」とアピールするなど自信のほどがうかがえた。

 16日からは関東ローカルながら、1999年の放送開始から過去に放送されたテレビシリーズ全254話から厳選された20作品が4週にわたって再放送に。さらにロート製薬など大手企業3社とコラボしたCMが放送され、大手そばチェーン・富士そばとのコラボメニュー「冷しカレーコロッケのおそば・おうどん」も発売中だ。

「ドラマ版の視聴率はそこまで高いわけではなかったが、テレ朝の上層部が映画化を猛プッシュ。宣伝担当は大忙しで企画をひねり出してます」(放送担当記者)

 現状、テレ朝で継続中のドラマシリーズが映画化されているのは「相棒」のみ。

「過去にテレ朝は米倉涼子主演の『交渉人』、内野聖陽主演の『臨場』のドラマ版が好評で映画化したが、いずれもコケてドラマの続編もなくなった。その失敗を繰り返したくないので、『科捜研』は怒涛のPRを展開しているようです」(前出の放送記者)

 テレ朝といえば、五輪中継の視聴率は絶好調だったが、五輪担当スタッフたちの“深夜飲食問題”で世間からは猛批判を浴びている。科捜研の女のヒットで一服の涼となるか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  5. 5

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  1. 6

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  2. 7

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  3. 8

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」