テレ朝がすがる沢口靖子 米倉失速で“新・ドラマの女王”に

公開日: 更新日:

 かつてテレビ朝日で“ドラマの女王”ともてはやされた女優・米倉涼子(45)の栄光も過去の遺物になってしまうのか。米倉は先ごろ、2021年に配信されるNetflixオリジナルドラマ「新聞記者」に主演することが明らかになった。これが意味することをさる芸能関係者はこう話す。

「10月期に予定されていた『ドクターXシーズン7』の制作が完全に白紙になったということだ。来年以降も新シリーズの制作は実現しないでしょう。米倉にしてみればスピンオフドラマ『ドクターY~外科医・加地秀樹~』にカメオ出演したことで義理がたったという認識なんです」

 そんなテレ朝にとっていまや“新・ドラマの女王”とあがめられているのがいまだ第一線で活躍する沢口靖子(55)。この10月からスタートする「科捜研の女season20」では再び主役を務める。

「テレ朝にとって『相棒』や『ドクターX』と並んで『科捜研の女』も同局を代表する人気ドラマコンテンツのひとつ。99年の放送開始以降シリーズ化され、20周年となる19年には1年間のロングラン放送を完遂し、全34話の世帯平均視聴率11・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という記録を打ち立てた。現行ドラマではシリーズ最長寿記録を誇る大人気シリーズなんです」(テレビ誌デスク)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い