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吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<40>入籍した戸籍謄本を近所に配布したドン・ファンに早貴被告は絶句

公開日: 更新日:

 早貴被告は入籍後すぐに東京に向かったので、翌日の「紀伊民報」に2人の結婚の記事というか告知が掲載されたことを知らなかった。

「ほら、記事が載っているよ」

 野崎幸助さんがうれしそうに新聞を見せてくれた。お悔やみは金銭が発生するが、結婚は無料で掲載してくれるようだ。

「早貴ちゃんの同意はあったんですか?」

「いや、何も言ってないし、同意は要らんやろ」

 この日の夕方、ドン・ファンに誘われて夕食を共にすることになった。近所の料亭や白浜のリゾートホテルへの誘いを断り、私が定宿にしているビジネスホテル内にある和風の定食屋さんに向かった。料亭やホテルの10分の1ほどの値段で食べられるし、そもそもドン・ファンも私も夜はほとんど食べない。つまみ程度で十分なのである。大阪の愛人・菜々ちゃんと番頭格のマコやんも加わった。

「社長、おめでとう」

 気配り菜々ちゃんの音頭で4人の生ビールのグラスが音を重ねた。

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