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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

後輩に先を越されまくった「ななまがり」2人の奇想天外な面白さ

公開日: 更新日:

「自分がなんで声でかいんか分からんかったんですけど、こないだ実家帰って気づけたんすけど、実家のテレビの音量が70でした」
(初瀬悠太/フジテレビ系「さんまのお笑い向上委員会」6月20日放送)

  ◇  ◇  ◇

 ななまがりの2人といえば「THE SECOND」(フジテレビ系)、「ダブルインパクト」(日本テレビ系)、「キングオブコント」(TBS系)と賞レース・ファイナリストの常連だ。ピンとしてもそれぞれ「R-1グランプリ」(フジテレビ系)の決勝を経験している。

 ツッコミの初瀬悠太(40)は「R-1」の決勝でつけられたキャッチフレーズ「圧倒的声量」の通り、大きな声が特徴。そのことについて語ったのが今週の言葉だ。「そんなにおもしろくないことでも、声さえでかければウケたりするし、おもしろいことがパッと思いつかなかったら、声量と勢いで乗り切れたりするんです」(関西テレビ「カンテレ公式エンタメNEWSみよか」2026年3月13日)とも話している。

 ななまがりは大阪芸術大学の落語研究寄席の会出身。同じサークルの1期先輩のミルクボーイが「M-1グランプリ」(テレビ朝日系)を制し、後輩の空気階段(鈴木もぐら)が「キングオブコント」で、オダウエダ(植田紫帆)が「THE W」(日本テレビ系)で立て続けに優勝した。「こんなこと人生であるんやっていう。学生時代で言うたらほぼ友だちみたいな人が、全部チャンピオンになっていくっていうことが、たぶん人類で僕らだけ」(関西テレビ「お笑いワイドショー マルコポロリ!」25年5月4日)と初瀬は言う。

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