近藤真彦ジャニーズ身勝手退所から半年…野村義男と“た抜き”「のきん」で再出発の行く末

公開日: 更新日:

 今年4月にジャニーズ事務所を電撃退所した近藤真彦(57)が、11月2日に東京・中野サンプラザホールでソロコンサート「ReSTART」を開催した。

 1日2回公演でチケットは完売。4000人を集客し、マッチ人気は衰え知らずだった。コンサートには元たのきんトリオメンバーだった野村義男(57)がギタリストとして参加。客席には“辞めジャニ”の後輩、大沢樹生(52)、植草克秀(55)の姿もあったという。

 近藤はデビュー40周年目前の昨年11月、25歳年下女性との5年にわたる不倫が報じられ、無期限謹慎処分に。40周年に向けて準備されていたテレビ出演、コンサートなどは急遽キャンセルされ、事務所、テレビ局は対応に追われ、若手ジャニーズたちが穴埋めに奔走したという。ところが近藤は、今年4月末に謹慎が解けぬまま退所。会見どころか、ファンにも身内である後輩たちにも謝罪も説明もナシ。東山紀之(55)は自身がキャスターを務める情報番組で「今回の退所の仕方に大きな疑問が残っている」と痛烈に批判するほど、遺恨を残した。

「“何も言わないのが美学”は間違い」

 本人的には、不倫報道から1年、退所から半年経ち、みそぎは済んだという判断だったのだろうか。芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。

「これだけ大きな不祥事があって批判を浴びて、公の場に出なくともチケット完売はさすが。しかしながら、退所したからと“何も言わないのが美学”と思うのは間違いで、フリーとなった今では非常識でしかない。そういう行動もこれまで“やんちゃ”という言葉で片づけられ、事務所が尻拭いしてくれたけれど、今後はすべて自分にダイレクトに返ってくる。40年もジャニーズに在籍したアラ還の近藤さんには芸能界の目も厳しくなるし、ジャニーズという傘がどれだけ大きかったのかを痛感するはず。人気を継続することの大変さに気づくのでは」

 活動のもう一つの柱、レーシングチームの監督業には復帰しているものの、2011年から近藤が出演していたタイヤメーカーのCMは契約解除に。12月からは野村とともに“た抜き”の「のきん」コンビで全国首都圏のライブハウスで7会場14公演を開催する“二人旅”の道中がスタート。これからがマッチの腕の見せどころだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  2. 7

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  3. 8

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  4. 9

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  5. 10

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差