著者のコラム一覧
森暢平成城大学文芸学部教授

元毎日新聞記者。著書に『天皇家の財布』(新潮社)、『近代皇室の社会史』(吉川弘文館)、『皇后四代の歴史──昭憲皇太后から美智子皇后まで』(吉川弘文館、共著)、『「地域」から見える天皇制』(吉田書店、共著)などがある。

眞子さんの結婚は「国民」の気持ちに反していたのか? 皇室ジャーナリストの発言に違和感

公開日: 更新日:

 眞子さんと小室圭さんは、アメリカで新生活を始めた。金銭トラブルも解決した。ところが、一部のワイドショーでは依然として、小室さんが批判されている。特に、眞子さんと小室さんの結婚は、すべての「国民」の気持ちに反していたかのように述べる皇室ジャーナリスト、近重幸哉氏の主張には違和感を覚える。

【写真】この記事の関連写真を見る(15枚)

 小室さん夫妻がニューヨークに到着した翌日(11月15日)、TBS系「ゴゴスマ GO GO! smile」(CBCテレビ制作)で近重氏は次のように述べた。

「本来ならば、お互いが理解し合えて、納得できる状態で終わることを秋篠宮殿下は願われていたと思いますね。ですけど、残念ながらそういう解決は見ることはできなかったんではないか。そこは残念だと思いますね。やはりこれを早い時点でですね、お互いが和解する気持ちを持って解決できるような方と結婚してほしかったというのが国民の気持ちではないかと思いますね」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった