著者のコラム一覧
児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブックなどの企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。Webマガジン「オトナの毎日」でイラストエッセー【毎日がエンタメ】を連載中。

「イカゲーム」は1話2.7億円!ドラマ制作費の高騰続く韓国エンタメ界

公開日: 更新日:

 ところが、ドラマ「イカゲーム」(全9話)はネットフリックスから24億円もの投資を受け、1話あたりの制作費が2億7000万円にも上る。「ただ悪より――」で殺し屋を演じたファン・ジョンミンが撮影中のネットフリックスドラマ「スリナム」(全6話)も制作費は40億円と伝えられ、ドラマでありながら映画以上の規模になっていることがうかがえる。

■映画上位の時代は終わり?

 かつて韓国エンタメ界は映画上位で、ドラマ俳優よりも映画俳優のほうがステータスが高かった。お茶の間で人気を得てもドラマ俳優はタレントでしかない。それに比べ、映画俳優はヒット作が出れば“興行俳優”と呼ばれ、文化人のような存在になる。こうした背景から人気俳優はスクリーンへと移行していったが、今はネット配信が主流の時代。コロナ禍、映画は大コケする危険もあるが、ネット配信なら世界中の人たちに視聴される。韓国映画界を牽引してきたイ・ジョンジェのネットでの活躍が、映画上位だった時代の終焉を物語っている。

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