男系男子にこだわる一派が幅を利かす大いなる時代遅れ

公開日: 更新日:

 政府も有識者会議も「女系天皇」の容認を先延ばししているうちに、未婚の女性皇族は次々と嫁いで皇族を離れてしまった。皇族でいるより、結婚して民間人になった方が気楽で好きな仕事にも就けるからだ。気がついたら未婚の皇族は悠仁さまおひとり……。お妃相手を探しているが、次々と断られている。結婚できなければ皇統が絶えるというわけで、急きょ、旧宮家の健康な男子を皇族にすることを決定。政府は男子が多い東久邇家などと交渉するが、こちらも断られ……。

 ──もちろんこれは想像に過ぎないが、ありえない話ではないのだ。

「皇統に属する男系の男子」のみが皇位を継承することにこだわれば、裏を返せば、天皇家の血が男系でつながってさえいれば誰でもいいということになる。実際、これまで母親が誰であろうと、男系の皇統なら天皇になれた。実際、その例は数え切れない。

 しかし男系だからといって、必ずしも敬愛される人物とは限らない。万が一にでも、いない方がよかったと思われる人物が天皇になったら、現在の象徴天皇制はいっぺんに崩壊してしまう。男系男子へのこだわりや旧宮家の復活は、そういう危険と抱き合わせなのである。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    オコエ瑠偉 行方不明報道→退団の真相「巨人内に応援する人間はいない」の辛辣

  2. 2

    矢沢永吉&松任谷由実に桑田佳祐との"共演"再現論…NHK紅白歌合戦「視聴率30%台死守」で浮上

  3. 3

    ヤクルト青木宣親GMは大先輩にも遠慮なし “メジャー流”で池山新監督の組閣要望を突っぱねた

  4. 4

    神田沙也加さん「自裁」の動機と遺書…恋人との確執、愛犬の死、母との断絶

  5. 5

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  1. 6

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 7

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  3. 8

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  4. 9

    大谷翔平、笑顔の裏に別の顔 日刊ゲンダイは花巻東時代からどう報じてきたか、紙面とともに振り返る

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情