世紀の駄作「大怪獣のあとしまつ」の後始末 東映・松竹が共同配給も公開直後から酷評炎上

公開日: 更新日:

 山田涼介土屋太鳳が主演した期待の大作映画「大怪獣のあとしまつ」が大変なことになっている。4日の公開直後からSNSでは酷評が相次ぎ、Yahoo!映画のレビューも2点を切ろうかという大惨事。どこを見ても褒めている声が見当たらないその理由を、映画批評家の前田有一氏が解説する。

「宣伝と中身がまったく違っていたのが原因でしょう。例えば予告編には庵野秀明作品でおなじみの太い明朝体フォントを使い、政府高官が続々出てくるなどまるで“シン・ゴジラ”っぽい本格SF作品だと誤解しても仕方のない演出が見られます。しかし実際はチープなナンセンスギャグ映画。これでは話が違うだろうと観客が怒りだすのもやむなしです」

「時効警察」シリーズの三木聡監督が、自身のアイデアを脚本化した特撮映画。怪獣が退治された後に残された巨大な死体の処理を巡り、政治家や官僚たちが右往左往するさまをコミカルに描く。現場で活躍する特務隊員を山田涼介、その元恋人で環境大臣秘書官を土屋太鳳、総理大臣役を西田敏行が演じるなど豪華キャストが見ものだ。また、映画会社の松竹と東映が創立以来、はじめて共同で配給する「ダブルネーム」の話題作でもある。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    橋本環奈に近日ゴールイン説が再浮上…破局説も流れた中川大志と表参道デート&高級パジャマ

  2. 2

    映画「エルヴィス」にはガッカリだったが、今度の「Michael/マイケル」はいい!

  3. 3

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 4

    国民民主に公認取り消された娘が自死、母親も追うように…党内を震撼させた玉木代表の「長文釈明」

  5. 5

    引退した東山紀之に錦織一清演出で「少年隊」還暦コンサートのすすめ

  1. 6

    2学年上の櫻井翔に諭されて堀越高校に進んだ松本潤のかけがえのない出会い

  2. 7

    天皇皇后が訪問したオランダ・ベルギーの次期王位は「女王」に…欧州では男系優位の「サリカ法典」は過去のもの

  3. 8

    二宮和也"嵐解散"発言が物議…再始動を望むファンに突きつけた現実と意外な肯定意見

  4. 9

    高額療養費制度があるから医療保険はいらない? 病院の窓口業務を行う筆者が実際に骨折して感じたこと

  5. 10

    高市首相また国会で火ダルマ…中傷動画や暗号資産疑惑めぐり“小芝居”炸裂の答弁修正